2009年9月29日火曜日

「熊野 神の石・原秀雄 石を祀る」個展のお知らせ





【「熊野 神の石・原秀雄 石を祀る」個展のお知らせ】

奥熊野の【玉置山】の神域にアトリエを持っておられる、かずらアート作家の原秀雄さんの、東京・代官山の個展が、先週から開催されています。

熊野三山奥の院と言われる「玉置山」の写真と共に、「奥熊野」の隠された「秘境」の磐座(いわくら)の写真が、展示される予定です。
私も、かつて原さんに、「大丹倉(おおにくら)」という秘境に連れて行ってもらった経験があります。その途中に、巨大な一枚の岩を磐座としてお祭りしているお社に連れて行ってもらいました。
大丹倉(おおにくら)の頂上からは、はるか北にかすかな「玉置山」を遥拝出来た記憶があります。

奥熊野に人知れず「神鎮まります」「神の石」・磐座の写真を、恐らく、原さんとしては、本格的には初めて公開されるのだと思います。
この時期に「奥熊野の神の息吹」を、東京まで持って来て頂くことに、私は深い御神慮を感じます。
私たち都会に住むものにとって、このような「生命の根源」と言えるものとの「魂の結び」が、これから益々大切になって来ると感じます。

昨年春には、「アートイベント」を原さんの御紹介で何度かさせて戴きました。 私も、機会があれば、何度か会場に足を運ぶ予定です。
皆さんも、この「機会」を「御神縁」ととらえられ、是非会場に足をお運び下さることを期待しております。
   以下、原秀雄さんの日記を転載させて戴きます。    写真は、原さんの日記からの転載です。

【原秀雄さんのミクシィ日記】

                 【記】

ご無沙汰しました。 連休明けから代官山で作品展をします。
昨年お世話になった、奈良県のアイスタジオです。 昨年末に売りに出されましたが、リーマンショック以来の 不況で買い手がつきませんでした。
また使わせてもらえることになりました。
熊野の知られざる石の写真、多数展示します。
2枚目の写真は、新宮市近く、天龍が祀られている岩。 3枚目の写真は、熊野市妙見神社御神体、妙見倉最上部。
下のブログにもほかの写真あります。

期間中は居りますので、是非お出かけください。

【期間】 9月25日(金)~10月4日(日)   【時間】 a.m.10:30~p.m.18:40   (9月29(火),30(水)は休館)

【場所】 奈良県代官山 i スタジオ (Tel 03-3461-5550) 渋谷駅から東急東横線代官山駅下車、西へ約50M (東京都渋谷区恵比須西1-36-10)

奈良県吉野郡十津川村。大峰山に連なる深い山の頂きに、 日本最古といわれる玉置神社があります。御神体は玉石。
その神域に位置する最奥の集落に移り住んで20年。 自然素材を使った私のプリミティブアートは、いつしか石 を扱うようになっていました。
石信仰は宇宙への感謝と祈り。
時代は、自然や環境との調和だけではなく、 根源の宇宙へのチューニングを求めています。
聖地熊野の各地に祀られた石写真展示と共に、 かづらや古木などの花器、灯り作品も販売します。

【原秀雄氏プロフィール】

70年代初頭に大学を中退、都会を出て農の道を求める。 福岡正信氏に師事、自然農法を学び実践する。 以後、日本各地、カリフォルニアなどの自然のなかで暮らす。
奥熊野在住。つる、流木、石などで花器、ライティングオブジェ 等を作り、自然のスピリットを表現する。 東京のデパート、ギャラリーを中心に個展多数。
神奈川県川崎市生まれ。 70年代初頭に横浜国大を中退、都会をはみ出して農の道を求める。
福岡正信氏に師事、自然農法を学び実践する。 信州野辺山、愛媛、諏訪之瀬島、長崎、屋久島、カリフォルニアなどこの間の田舎暮 しは35年におよぶ。
平成元年アメリカから帰国。 奈良県十津川村の熊野川支流最奥の集落に住む。 近くに熊野三山の奥の院、玉置神社がある。
熊野の自然の鮮烈なエネルギーに感応し、田畑をしながら、つる、流木、古木、石な どの熊野の自然素材を使った花器、ライティングオブジェ等を作りはじめる。
1992年、池袋西武で初個展、大好評を搏し、かづらブームの火付け役となる。 以後、 かづらアート作家、流木、自然木造型作家、自然アート作家として東京の各 デパートやギャラリーを中心に作品展を多数開催。
自然素材を創作の材料としてではなく、完成された大自然(神)の作品として とらえ、秘められた自然のスピリットがよどみなく流れでてゆけるように、最小限の 手を加えることを仕事の基本姿勢としている。
各地でのさまざまな経験をふまえ、田舎暮し出張アドバイス、講演なども行う。
熊野を訪れた人が、自ら採取した自然素材での作品づくりを通して自分と自然の根源 に一歩足を踏み入れるワークショップ、 「熊野 Spiritual Art of Nature 」を企画。

【ホームページ】

0 件のコメント:

コメントを投稿