2009年9月15日火曜日

「ひふみ神示」・「日月神示」と榛名(ハルナ)の御用







【「ひふみ神示」・「日月神示」と榛名(ハルナ)の御用】

一昨日、平成21年9月13日は、己丑(つちのとうし)・九紫火星の年の、癸酉(みずのととり)・七赤金星の月辛酉(かのととり)・六白金星の日でした。

この「辛酉(かのととり)」の日や年は、大本の時代から、大変「神的」に意味のある「神日」・「神年」です。

この「辛酉(かのととり)」の年である、大正10年(1921)2月12日に始まった「第1次大本弾圧」は、中国の「辛酉革命説」や、神武天皇の大和平定の年(B.C660年・辛酉の年)との関係で、国祖国常立太神の御発動の大きな「節目」だと言われています。

この1921年「辛酉(かのととり)」の年の「大本第1次弾圧」から、本年平成21年・2009年は、「88年目」の年に当たります。この年が、19「21」年、そして本年が、平成「21年」です。

この「21」という数霊、「22」という「立体的完成数」に至る「最後の数」という神義があります。言わば「一つのことが終わり、新たなものが胎動し始める」という神義があります。

それ故、この「21」に御神縁のある年は、「変化」「転換」に強く御神縁があります。

「ひふみ神示」・「日月神示」においてもこの「辛酉(かのととり)」を「神日」として、多くの御神示が、この「辛酉(かのととり)」の日に天授されています。

「9月」のこの「辛酉(かのととり)」の「神日」に、関東の「北の要」の神山であり、「榛名富士」の別名のある「榛名山」と、その側にあり、「鉾(ほこ)岩」・「御姿(みすがた)岩」の「奇岩」・「神岩」のある、「榛名神社」に御参拝して来ました。

岡本天明先生も、御神示により、この「榛名山」の外輪山の「蛇ヶ岳」での御神業を、同志の方の協力によってされています。昭和19年7月の事でした。

【参考となる御神示】

【ひふみ神示・日月神示】

【第2巻・下つ巻・第1帖(43)】(昭和19年7月12日)



この7月12日は、大本の出口王仁三郎聖師の「御生誕」(旧暦)の神日でもあります。

【富士は晴れたり日本晴れ。青垣山めぐれる下つ岩根に祀り呉れた、御苦労ぞ、いよいよ神も嬉しいぞ。鳥居はいらぬぞ、鳥居とは水のことぞ、海の水あるそれ鳥居ぞ。皆の者 御苦労ぞ。蛇(じゃ)が岳は昔から神が隠してをりた大切の山ざから、人の登らぬ様にして、竜神となりて護りて呉れた神々様にもお礼申すぞ。富士は晴れたり日本晴れ。いよいよ次の仕組にかかるから、早う次の御用きいて呉れよ、神急けるぞ、山晴れ、地(くに)晴れ、海晴れて、始めて天(てん)晴れるぞ。天晴れて神の働きいよいよ烈しくなりたら、臣民いよいよ分らなくなるから、早う神心(かみこころ)になりて居りて下されよ。つぎつぎに書かしておくから、よく心に留めておいて下されよ。この道(おしへ)は宗教(をしへ)ではないぞ、教会ではないぞ、道ざから、今までの様な教会作らせんぞ。道とは臣民に神が満ちることぞ、神の国の中に神がみちみつることぞ。金儲けさせんぞ、欲すてて下されよ。七月の十二日の神示(ふで)、ひつくのか三。】

【第2巻・下つ巻・第3帖(45)】(昭和19年7月13日)

この神のまことの姿見せてやる積りでありたが、人に見せると、びっくりして気を失ふもしれんから、石にほらせて見せておいたのにまだ気づかんから木の型をやったであろうがな、それが神の或る活動の時の姿であるぞ、神の見せ物にしてはならんぞ、お山の骨もその通りぞよ、これまで見せてもまだ分らんか、何もかも神がさしてあるのぞ。心配いらんから慾出さずに、素直に御用きいて下されよ、今度のお山開きまことに結構であるぞ、神が烈しくなると、神の話より出来んことになるぞ、神の話 結構ぞ。七月の十三日、ひつ九のかみ。】

この御神示の「木の型」とは、殆ど知られてはいませんが、「榛名の御用」で、「蛇ヶ岳」から戴いて来た、「御神木」だと言われています。一時期、それをお祀りされていたと言うことです。

【第2巻・下つ巻・第27帖(69)】(昭和19年7月31日)

【この方は祓戸(はらへど)の神とも現はれるぞ。この方祀るのは富士に三と所、 海に三と所、江戸にも三と所ぞ、奥山、中山、一の宮ぞ。富士は、榛名(はるな)に祀りて呉れて御苦労でありたが、これは中山ぞ、一の宮と奥の山にまた祀らねばならんぞ、 海の仕組も急ぐなれどカイの仕組早うさせるぞ。江戸にも三と所、天明の住んでゐるところ奥山ぞ。あめのひつくの家、中山ぞ、此処が一の宮ざから気つけて置くぞ。この方祀るのは、真中に神の石鎮め、そのあとにひもろぎ、前の右左にひもろぎ、それが「あ」と「や」と「わ」ぞ、そのあとに三つ七五三とひもろ木立てさすぞ。少しはなれて四隅にイウエオの言霊石 置いて呉れよ。鳥居も注連(しめ)もいらぬと申してあろがな、このことぞ。】

【第11巻・松の巻・第14帖(305)】(昭和20年6月29日)

【裏切る者 沢山出てくるぞ、富士と鳴門の仕組、諏訪(スワ)マアカタの仕組。ハルナ、カイの御用なされよ。悪の総大将よ、早よ改心なされ、悪の神々よ、早よ改心結構であるぞ。いくら焦りてあがいても神国の仕組は判りはせんぞ。悪とは申せ大将になる身魂、改心すれば、今度は何時迄も結構になるのぞ。日本の臣民人民 皆思ひ違ふと、くどう知らしてあろが。まだ我捨てぬが、水でも掃除するぞ。六月二十九日、あめのひつぐのかみ神示。】

【蛇ヶ岳】(国土地理院マップ)

http://www.gsi.go.jp/WNEW/LATEST/special00-01-Miyama5.htm

大本は、この「榛名」の地を、御神業的には「霊界物語」の影響もあり、敬遠する傾向にありました。
岡本天明先生に降ろされた神様は、この「大本の御経綸」に対して、より「神転」した御神業を「神命」されたと解されます。

それは、日本の「霊的国防」のために、この関東の「北の要」の山の一つである、「榛名山」の御神業が不可欠であると、御神示されたことが大きな要因だと解されます。

今回の「榛名富士」にも代表される、「富士」=「円錐形の神山」という、日本の「祖型的・神的象徴」は、大本の「霊峰富士」を「真中の山」・「光の機軸」として、実は「全国」に神的に張り巡らされているのです。

それは、言わば「富士ネットワーク(光結び)」とも言える「光のエネルギーシールド」でもあります。

このネットワーク(光結び)を「再霊化」・「再光化」させる「御神業」が、この「超激変」する現代においては、「神的に急務」であることはも言うまでもありません。


写真は、「榛名山」・「鉾(ほこ)岩」・「御姿(みすがた)岩」です。

【榛名神社HP】

http://www.haruna.or.jp/27.html

岡本天明先生が、何故榛名山系のこの「蛇ヶ岳」を御神業の地に選んだかは、今となっては謎となっています。

ただ、この「蛇ヶ岳」で戴いた、「龍」の形の木を、一時期天明先生の寓居であった「奥山」(当時は二子玉川だと思いますが)にお祭りされていた様です。これは、亡くなられた岡本三典氏からお聞きした話です。
「榛名山」は、ある意味で本物の富士よりも、「富士らしい」円錐型のお山です。榛名湖の存在も、恐らく、そこにいらっしゃる「御龍神様」との関係で「特別な存在」だったのだと思います。

この「榛名」そして「赤城」、さらには「妙義」の、いわゆる「上毛三山」は、その形が地理風水上で、それぞれ違った意味を持っています。

大本では、赤城の小沼の「御龍神」がいて、二代すみ教祖がそれを「龍宮の乙姫」としてお祭りされています。「赤城小沼龍神」と言います。

今でも、大本の信徒連合会が、御教主を呼んで、毎年秋にお祭りをされています。私も何度かこのお祭りには参加したことがあります。

ただ、「榛名山」と「榛名湖」に関しては、「霊界物語」で、「悪役」の神様がいるとして、大本では「敬遠気味」だと言うことです。

岡本天明先生に掛かられた神様は、「悪神をも改心させる」言う御神示の通りに、この「富士」に擬せられる「榛名富士」の御神霊を、御経綸上では大切な神様として考えられたのではないかと思います。

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