2009年7月3日金曜日

弥栄祈願(やさかきがん)







【弥栄祈願(やさかきがん)】

平成21年6月23日に、神上がられました、岡本天明先生の御婦人であられた、岡本三典氏(本名・岡本多恵子氏)の御霊(みたま)の御前(みまえ)に、「日月神示」の、【弥栄祈願(やさかきがん)祝詞】、【龍音の巻 第02帖 (061)】を献呈させて戴きます。
御生前の数々の業績と、北伊勢至恩郷にての御神業の数々を、心より顕彰させて戴きます。


【弥栄祈願(やさかきがん)祝詞】

【青葉の巻 第23帖 (492)】(昭和22年8月12日)

【かねて見してある弥栄祈願(やさかきがん)せよ、やさかきがん、やさかきがん、やさかきがん、やさ火(か)き火(か)ん、やさ水(か)き水(か)ん、火と水の御恩、弥栄きがん、やさかのまつりぞ、やさかまつりの秘訣(ひけつ)火水(ひみつ)は知らしてあらう。神示よく読めよ。これからの神示は「ひふみ」と申せよ。弥栄。弥栄。闇は止み、正しさのはらむ世はひらきつづき、生まれ出で成るの道、月神はらみ、日神睦びなりて、一二三(ひふみ)を息吹く神々の世、勇む大道ぞ、神むつび、和し、正して成り、月神むつび、和し、ひらき出づ、月日なりてむつび、和し、正しき道みつ、日、月、地、神、一体となりて展(ひら)き、はたらき、無と現われ、愛と展(ひら)きにひらき、勇みに勇む、中心より出づもの、ひらきにひらき結び、一二三(ひふみ)と弥栄(やさか)さかゆ、中心出づ世、世は足り足りて日月地(ひつきくに)一二三四五六七八九十百千万(ひふみよいむなやここのたりももちよろず)はじめなきはじめ。青葉の巻これまで。八月十二日、ひつ九の◎(かみ)。

【龍音の巻 第02帖 (061)】(昭和36年8月3日)型歌形式による神示

【八束穂(やつかほ)の 十束穂(とつかほ)とこそ 実らせ給へ。

 みかのはら みて並べてぞ 天地(アメツチ)の座に。

 御服(みそ)輝(かが)し 明妙照妙和妙(あかてるにぎ) 風のまにまに。

 巫(かむなぎ)の 大御心(おおみこころ)のまま 弥栄(やさか)へむ。

 千木千木(ちぎちぎ)し 瑞(みづ)の御舎(みあらか) 仕へまつらむ。

 御宝前(おんまえ)に 宇豆(うづ)の幣帛(みてくら) たたへまつ栄(さか)。

 大神の咲(えみ)に弥栄(やさか)ゆ 生国足国(いくくにたるくに)。

 狭(さ)き国は 広く峻(さか)しき 国は平(たいら)に。

 日のみかげ 百島千島(ももしまちしま) おつるくまなく。

 青雲(せいうん)の たなびく極(きわ)み 座(し)きます宝座(みくら)。

 甘菜辛菜(あまなからな) 地(ち)の極(きわ)みまで 生(お)ひて尚生(お)ゆ。

 見はるかす 四方(よも)の国みな えらぎ賑(にぎ)はふ。】

【青葉の巻 第23帖 (492)】(昭和22年8月12日)【弥栄祈願】は、岡本天明先生亡き後に、「ひふみ」の極意を探求し続けた、岡本三典氏の魂への、まさに「弥栄祈願」です。

【龍音の巻 第02帖 (061)】(昭和36年8月3日)型歌形式による神示ですが、型歌は19文字で、国常立(くにとこたち)太神の「トコタチ」の神数です。
御神示の内容が、トコタチ数の神律によって、より「光次」なるものへ、精華されています。
型歌の持つ秘儀性を、岡本天明先生は、十二分に知悉されていました。
岡本三典氏編纂による、「かたうた集」も、「岡本天明論文集」に掲載されています。

齢(よわい)90歳にして、岡本天明先生と、毎日「交信」されていたと言っておられた、岡本三典氏。
霊界において、魂の浄化と潔斎の道へと迷わず進まれることを切に希望致します。 この御神示に出てくる、「やさか」は、八坂そのものではありません。
しかし、「弥栄」を「やさか」と敢えて読む時、そこに、「日月神示」の中の「スサナル太神」の神格とお役目が見え隠れします。
「スサノオ神」ではなく、「スサナル神」です。 「ナル」という、「神展・生成化育する過程」がその本義です。 この本義が、「弥栄」なのです。
「ス」さ(と、とか、に、とかの神義です)「ナル」、つまり、極光神としての「ス」神に遡光し「成り成る」過程の状態です。
少し難しいですが、一応解説をしておきました。

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